恒例の京都団体参拝が9月30日〜10月1日に執り行なわれました。
折しも台風17号が近畿地方へ迫り来る中、有志のご門徒様方と総勢13名にて
東京駅8時発の新幹線で京都へと向かいました。
到着した京都は小雨模様でした。先ずご本山にお参りです。
台風に備えてかお堂の扉が閉じられていました。
御影堂に揃っておつとめを致しました。
続いて隣接する書院を見学させていただきました。
南能舞台から雁の間、菊の間、鴻の間、白書院、そして北能舞台と巡ります。
雨は一段、激しくなってまいりました。
写真は虎渓の庭を眺めている一行。
盧山の麓の虎渓を模した枯山水にて、御影堂のお屋根を盧山に見立てた借景なのです。
続いて大谷本廟に参り、ご納骨とおつとめを致しました。
帰りしな立ち寄った明著堂にて記念撮影。
さて当日の夕食は、洛北しょうざんリゾートの料亭「千寿閣」にて、
京都を存分に味わいました。食事中はただならぬ風と雨でしたが、
出る頃には台風一過、月が煌煌と照っていました。
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翌日は晴れ。朝6時よりご本山でのお晨朝に参りました。
此のあとは京都を後にし、彦根・長浜へと向かいますので
御影堂前にて記念撮影。味わい深い思い出が出来ました。
観光バスを仕立てて最初に立ち寄ったのが「阿育王山 石塔寺」。
階段が圧倒的な迫力です。
山頂には三重の石塔と、無数の石仏がいらっしゃいます。
苦労して登っただけの事がありました。
次に向かったのは彦根城。国宝四城の一つなのです。
天守までは仲々に手強い道のりで、天守閣最上階に昇りきった時は流石に疲れました。
それでも窓からの眺望と、吹き込む涼しい風に癒されます。
天守閣近影。
彦根城天守を背景に玄宮園にて。
昼食を彦根城下の伊勢幾さんで頂いて、次に向かうは長浜です。
真宗大谷派のお寺様で「長浜別院 大通寺」をお参りしました。
ご本堂でおつとめの後、由緒ある建物の内部をつぶさにご案内していただきました。
楽しい旅もそろそろ終わりです。
時間の許すかぎり長浜の街なかを散策しました。
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米原駅から16時55分、新幹線に乗込み帰途につきました。
貴重な体験を数々重ねる事が出来、大変に有意義な旅となりました。
ご参加下さいました皆様、お疲れ様でした。そして有難うございました。
(写真提供 筒木, 壮年会事務局 山中記)